「色のぬり方改革、施行。」フォトラト・モデファイング⑧

年の瀬に背中を痛めるという大失態で、思うように動けずにいます。まぁ年内はこれと言って予定も無かったのが幸いでしたね。幸いじゃねーよ悲しーわ。

 

車も故障するわ身体も故障するわ、思い返してみれば去年の年末も虫歯が痛み出して、そのまま東京に行ったもんでものすごく辛かったなぁ…スカイツリーの中の水族館に行った時が痛みのピーク。一番楽しかったけど一番辛かった。ソフトクリームかなんか食べたけど。

 

年末には悪魔が潜んでいる。特に僕の体にはな!

 

 

 

という事でどうもこんばんわ。はた生存です。

 

前回はサンディングシーラーを塗って、それを研磨して下地を整えたところで終わりましたね。そう考えてみると、エイリアンの卵も研磨すれば下地が整うのか。いやあのデロデロは乾燥しそうにねーな。卵自体から自動生成されてる感じあるもんね。なんか今回、出だしから話脱線し過ぎじゃね? 僕のさじ加減ですね! さーせん!

 

 

前回記事 

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今回はいよいよ塗装です。

 

 

あれ、おかしいな。塗装編って前にもあった気がするんだけどな。

 

 

 

まいっか!

 

 

 

まぁ、今までの塗装のやり方に問題がありました。おさらいすると地面に寝かせて塗装する方法だったんですが、これが塗料の垂れを引き起こしてしまったり、下に引いたチラシが引っ付いてしまうというアクシデントに見舞われました。

 

数度目のチャレンジ、という事でここは今までのやり方を改めなければいけません。つまり地面に寝かせた塗装方法ではいけない。どうしたものか…と、ここで前回のフォトラトを一度ご覧ください。

 

 

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 なんか刺さってる。

 

 

 はい。フォトラトにはネックとの接合部に、引っかけるにはおあつらえ向きの穴が開いておりました。多分ですが製造工程でこの穴を使ってボディを吊るし、塗装を行うのだと思われます。そいつぁ使わない手はないぜとっつぁん。

 

ということで、ここに100均で買ってきたフックを引っかけております。あとは吊して塗装するだけ…と、行きたいところなんですが、我が家の庭には塗装に適した吊るし場所が存在しません。

 

 

無いならどうするか? 迷いに迷った僕に、高校生の頃に見てたアニメのヒロインが叫びます。

 

 

???「無いなら、作ればいいのよ!」

 

 

僕「何を?!」

 

 

???「部活よ!」

 

 

そう言い放った彼女は後日、僕を文芸部の部室へと連れ込み、そこに居た無口な少女と、さらに連れてきた巨乳の先輩と時期外れの転校生とともに部活を…あぶね10年以上前のアニメの世界に現実逃避してたわ。俺はキョ〇じゃないしS〇S団も存在しないわ。10年以上前とかヤバくね。

 

逃避こそしましたが、彼女の助言を受け取った僕は存在しなかった「塗装をするためにボディを吊るす場所」を作り出しました。ご覧いただきましょう。こちらです!

 

 

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 即席☆塗装ブース設置!

 

  

見てくださいこの簡素な設備。中古のお店で見つけた800円のハンガーラックに、突っ張り棒で無理矢理ブルーシートを被せたオリジナル塗装ブースを作り上げました。何も知らない人が見たら、なんのこっちゃ分からない外見してますね。ぶっちゃけこれが出来上がった瞬間ちょっと笑いました。

 

早速こいつにボディを吊るしてみましょう。

  

 

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ぶら下げてみると、意外とよさげですね。ただぶら下げたボディの位置と、ブルーシートでカバーできてる位置が平行になっちゃってるのがネックでしたね。もっと大きなブルーシートを買えばよかった。

 

しかし、だからと言ってこの塗装への思いをここで止めるわけにはいきません。このヘンテコ建造物を、いつまでも庭に出しておくわけにもいかないのです。僕は強行します。というか、もうほんといい加減、終わりにしたい…

 

さっそく、塗料をスプレーしていきます。

 

 

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おお…いける、いけるんじゃないか?!

 

 

今までとは違う塗装の感覚。縁の部分も均等に塗れてる感じがする。なにより裏も表も一気に塗装できる効率の良さ。下に引いたチラシが付くこともないし、乾燥させるのに適してそうなこのスタイル。見た目以上にいい仕事するじゃないの即席ちゃん。

 

この調子で乾かしては塗り、乾かしは塗りを繰り返します。3回くらいでしたかね。時間が限られていたので、一日でやれるだけやりました。即席塗装ブースも片づけるの大変だったしね。

 

 

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塗料の塗り終わりがこちら。ちなみに、色はベージュからアイボリーに変更しております。理由はいろいろやってるうちにベージュの塗料が切れたのと、「なんかやっぱりベージュって微妙だな」って思ってしまった、って感じです。あともう一つあるんですがそれは後に明かしましょう。

 

この状態で数日間置いて、塗料がしっかりと固まるのを待ちます。この置かせる時間がどのくらいがいいのかが、まだちょっと感覚掴めないですね。置けば置くほどいいとは思うんですけど、やっぱり「はやく完成させたい」って気持ちが募っちゃっていけません。

 

あと、よくみると下地処理の甘さが出て木目が出てたり、多少の塗料の垂れが出てたりしてます。ここらへんに素人作業の粗さが出てますが、今までの塗装と比べればだいぶ進歩したように思います。今回は及第点として、このまま行こうと思います。

 

最後に、塗装を守るためのクリアを乗せていきます。使うのはこちら。

 

 

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ツヤ消し用ですね。通常のクリアでツヤを出すかどうかは迷ったんですが、「ツヤがない方が高級感出ないかな?」という安直な思惑のもとに、今回はツヤ消しクリアを吹いていこうと思います。これも3回くらいだった気がする。クリアは色のある塗料と違って乾くのが早かったですね。

 

あ、このクリアを吹いた時は塗装ブース設置するのやめました。ボディに引っかけたフックを手で持ってそのまま吹き付け。クリアだったらこれでも行けるでしょ的な感じでね。塗装以外で吊るしておくなら場所は雨どいでもいいか、とか思っての強硬手段です。

 

 

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来てる。来てるのでは?

 

 

ツヤ消しにした分、残ってた木目とかも意外と自然な感じになってるんじゃないかと思えてきました。ここで今まで貼っていたネックとの接合部分のマスキングテープを剥がしております。そっか、お前最初は黒だったな。そんなことも忘れかけていたよ。

 

ちなみに、この部分ってなかなか重要な部分らしく、数ミリでの調整が必要みたいなんですよ。そのまま塗料を塗ってしまうと、その厚みで誤差が出てしまうのでここだけはしっかりとマスキングで防がなければなりません。

 

 

さて。

 

 

クリアも塗り終わったという事は、どういうことだかわかるな?

 

 

そう。塗装編の終了でございます。

 

 

 

 

 

次回。

 

 

新カラーのフォトラト、

 

 

大公開です。

 

 

 

こうご期待!