「念願の塗装編、はじまるザマスよ!」フォトラト・モデファイング⑤

そろそろ「生存」の存在が恥ずかしくなってきた。

 

 

 

どうも、はた生存です。

 

この言葉を見る度に、『輪るピングドラム』を思い出しますね。生存戦略、してますか?

 

 

 

前回はボディの削りすぎた部分をパテ埋めしました。いらん少年時代の思い出がフラッシュバックしました。あの頃なんでカタツムリなんて捕まえてたんだろうね…今では絶対捕まえようなんて思わないよね…てか見なくない? 絶滅した? 生態系大丈夫?

 

 

前回記事

 

alternativeniikitaihyper.hatenadiary.jp

 

 

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訳あってパテ塗り直後の全体画像しかありませんでしたが、この後にサンドペーパーで研磨し凹凸を無くしました。もはやお風呂場で研磨する → お風呂に入るの流れが定着しつつあります。やすり掛けの後の風呂は最高だな! 全然思ってねぇ!

 

 

 

さて今回はいよいよ塗装編。本番という事で緊張感が増してきておりますが、ライブ中エフェクターの不具合でギターの音が鳴らなくなった経験のある僕には他愛もないこと。あの時だってエフェクターからシールド引っこ抜いて、アンプにぶっ挿すという暴挙犯したからね。歪ませんの忘れてクリーントーンで押し通したのはいい思い出。

 

塗装を剥がしたギターは丸裸なので、そのまま塗ると塗料が沁み込んでしまうということらしい。なので下地処理が必要という情報をもとに、近場のホームセンターで入手したものがこちら。

 

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木部用プライマー:¥800

 

  

ホントは大山のぶ代ドラえもん風に「もくぶよ~↑ぷらいまぁ~↓」って書きたかったんですけど、文字じゃあ全然伝わらねぇ…と思って普通に書きました。次回への課題だな。

 

まぁ本体にも書かれている通り、これを先に塗っておくことでボディに塗料が沁み込むのを防ぎ、しかも下地も整えてくれるとのこと。なんて万能なアイテムなんだ!これさえあればなんだかうまくいく気がする!

 

 

…この時はそう、思っていました。

 

 

 

早速プライマーを吹き付けていきます。そればかりはお風呂場では出来ないので庭での作業。なんだか人目を感じて恥ずかし…誰も見てなかったわ。

 

 

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一度まんべんなく吹き付け、乾いたところでもう一度塗ってみました。すると色白だったボディに若干色黒に。木目もいい感じにくっきりしてきてます。このままでも良さ…いやもうパテ塗っちゃったから、流石にダメかと正気に戻ります。

 

画像では表面だけしか見えてませんが、これを裏面にも同じように施工。いったん乾かすっていうのがもどかしいですね。こういうの待つのが意外と苦手だったりします。実はせっかち。なので違うことをすることで時間経過をやり過ごします。

 

 

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見て!ネジが綺麗!

 

ムスタングのメンテの時に購入した金属磨きで、サビだらけだったネジをひたすら磨いてみました。左が磨く前、右が磨いた後です。

 

せっかちなくせに、こういう単純作業やると夢中になっちゃうんですよね。研磨してる時も2時間くらい平気でやってて、お風呂けっこう冷めちゃってましたからね。追い炊き勿体ない。

 

乾燥時間はこのネジ磨きでつぶすこと成功。乾いていることを確認し、第5回目にしてようやくボディ色を何色にするかが明らかになります。

 

 

ダララララララララララララ…(ドラムロールの音)

 

 

ダン!

 

 

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ベージュでしたー。

 

 

大した驚きもなさそう。

 

 

 

個人的にはアイボリーと迷ったんですけど、アイボリーだとありがちかなと思い、ちょっと意表を突こうと思ってのベージュでした。色が色だけに、意表を突くだけのインパクトはないなって、今書いてて思いました。

 

ちなみに300mlと400mlがあったんですが、足りないよりはマシかと思い400mlを購入。¥657なり。このDCMのが見た中では一番安かったと思います。DCMの回し者になりたい。

 

こいつをな、あっそーれプッシューってな感じで吹き付けていきます。やっべ人前でこんなにひょうきんな塗り方…誰も見てなかったわ。

 

 

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まずは一回目。結構な量を吹きかけても木目が見えるので、白系は塗装が乗りにくいんですかね。そんなような話を聞いたことがある気がする。車とかに白を塗る場合、サーフェイサーというグレーの下地剤を塗ることで、白の発色を良くするみたいな。

 

ギターでもサーフェイサーを吹くことで色の発色をよくしたり、それ以外にも細かな傷を浮かび上がらせるのに使うらしい。んですけど、サーフェイサーというもの自体を店舗で見つけられなかったのと、色々塗りすぎるとサスティンが死ぬっていう情報も見てしまったのでプライマーだけで敢行しました。

 

この日は1回目の塗装で日が暮れてきたので中断。この木目が残ってる状態ってのもなかなか…と毎度おなじみになりつつある、途中経過に魅力を感じるターンが今回もやってきたので、とりあえずピックガードだけあてがってみる。

 

 

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やばい。なんかビンテージっぽい。

 

 

やっぱもうこれで仕上げのクリア吹いた方が…とも思ったんですが、写真では分かり辛いですけど研磨した時の線傷が塗装で浮かび上がってて、それが目立つんですよね。なのでちゃんとそれが消えるまで塗ろうかと。

 

という事で次の日。貴重な連休だったんですね俺。それをふんだんに使って厚塗りしていきます。

 

 

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5~6回ほど繰り返し、良い感じに厚みが出てきた画像がこちら。なかなか様になってきましたね。ギターの塗装っぽい感じになってきてます。

 

 

 

さて、次回は仕上げ編…

 

 

ではありません。

 

 

皆さんはお気づきでしょうか。

 

 

今回記した過程の中で、私は気付かずにミスをしております。

 

 

いや、詳しい人が見ればミスだらけなんだろうけど、このミスから波乱が始まり、実はこの記事を書いている今も塗装が終わっておりません。

 

そのミスとは何なのか!? いったいフォトラトはどうなってしまうのか!?

 

次回!塗装失敗編!

 

 

 

人は、失敗を重ねて、成長していくんだぜ…(白目)

 

こうご期待!