meaning of "blog"

人はなぜ、ブログを書くのか。

 

 

 

長年に渡って提唱され続けたこの謎に、人々は翻弄され続けてきた。日常では語ることのない心情の吐露、認められるべきと信じる自分自身の能力の証明、はたまた「そこにブログがあるから」という登山家よろしく、ただ直感的に、本能的に、文章を書くという行為をぶつけるためのツールがブログであったのだろうか、と。

 

 

 

答えは否である。

 

 

 

なぜならブログなんてものは昨今のSNS全盛期において旧世代の産物であることは周知の事実だ。周りをごらんなさい。人々は端的なものを望んでTwitterは140文字までの制限を設けてられ、その文字すら読むのをためらった人々によってinstagramは画像を使い、YouTubeは動画になった。

 

そして、それでもなお、端を望む者たちによって動画さえも短くなった。世は数十秒の動画をスワイプして楽しむ時代なのである。その数十秒の動画のさらに開始数秒で興味を持たれなければすぐに弾かれてしまう時代なのである。

 

 

 

それでもブログを書く理由とは。

 

 

 

とは。

 

 

 

と…は…

 

 

 

 

 

わからん。

 

 

 

 

 

なんか仰々しく書い出してみたら収集つかなくて大変だわ。「エモパン?メロコア?かっけーなら何でもいーよ」ってBRING YOUR BOARDの時のエルレガーデンが言ってたじゃん。「アフィリエイト?閲覧数が増えるならなんでもいーよ」って感じなんじゃないっすか?あれなんか言わんとしようとしたことが思い付きで喋ったせいでねじ曲がっていってる。

 

でも僕、最近思ったんですよ。普段の会話みたいな双方向のコミュニケーションだと、絶対に気を使う場面ってあって100%の自分を出せないじゃないですか。その点ブログって一方的にブウァーって書きなぐれるじゃないですか。そんな純度100%、濃縮還元されない場所というのはすごく貴重だと思いませんか。

 

 

 

だからね、人はブログを書くんですよ。

 

 

 

生活に濃縮還元された自分をまた煮詰めて純度100%にする場所こそがブログなんです。そこにインプレッションとか誰が読むかとかおススメの○○5選とかそんなこたぁどうだって良くないですか。良いよね。良いと言ってよバーニィ

 

と言うことで10カ月ぶりの100%の僕をお届けしました。いかがでしたか?ちなみに今日書いたことはすべて筆が進むがままに書いた文章となっているので、僕自身こんな事全く考えておりません。ですが素晴らしい文章なので、つい感銘を受けてしまう方もいらっしゃると思いますが、なんの責任も負いませんのでご了承ください

カンタン!しかも安い!防音室の作り方(詐欺タイトル)

そういやね。いや考えてみたらホントにね、今更というかやっとというか、それぐらい時間が経っていることを今話そうと思うんですけど。

 

 

 

僕ね、防音室を作ったんですよ。

 

 

 

もう僕の部屋に当然のように鎮座ドプネスして存在しちゃってるから、「あれ、コイツいつからこの部屋にあったんだっけ…」ってな感じでいつ作ったのか忘れてました。Twitterを頑張って遡ったら3年前に作ってた。Oh my goodness。

 

3年前なんて言ったらあれですよ。まだコロナ過でもなかったんで、在宅時間のQOLをあげるなんて概念がまだ生まれてない頃ですよ。その時から僕はひきこもることにステータスを全振りしようとしてたんですね。だからコロナ過になっても生活なんも変わんないのか。

 

そんな3年間を共に過ごしたこの防音室、その作り方をね、お役立ちブログよろしく材料費はいくらでーとか、何が必要でーとかをこと細かに書いてみようかと思ったんですが。

 

 

 

やめました。

 

 

 

なぜか。

 

 

 

防音してないからです。

 

 

 

いやね、この防音室を作るにあたって僕も色々と調べまくったわけですよ。でも調べれば調べるほどね、完璧な『防音室』を作ろうとすると大掛かりな作業が必要になったり、「それどっから入手してきたの…」と思うようなものまで使ってたりするんですよ。工事現場用で使用した後の防音シート使って「これ貰ってきたんですよ!」とかあったからね。うーんムリ!

 

なので、実現可能な範囲で作ろうと思って作ったのが僕の防音室、ならぬ『外に漏れる音を少なくする部屋』になります。完璧に防音はしないけど、外に漏れる音を抑えられるかなって感じです。どの程度までの性能かは分かんないけど、まぁスマホの最大音量くらいなら隣の部屋には聞こえない程度には効果あるね(自宅調べ)。

 

 

 

で。

 

 

 

これまた最初はお役立ちブログよろしく、作り方を図解で説明しようと思ったんですけど。

 

 

 

それもやめました。

 

 

 

図を作る労力ハンパないからです。

 

 

 

なので俺のへたくそな説明で、頭をフル回転させて想像してみてください。それかアイス片手に「へー」と思いながら聞いてください。俺は爽よりもスーパーカップ派です。

 

 

 

まず、実現可能なものを作るということで、ホームセンターで売ってるもの、尚且つ自分のDIYの技量を考えた結果、「板で箱を作る」という安直な結論が出ました。なんか気取って書いたけど結局は「板で箱を作ったよ!」ってだけじゃねこれ。

 

で、ホームセンターで売ってる板って、大体が1820㎜×910㎜(縦×横)なんですよね。そこに種類によって厚さが違ったので、まぁ厚い方が防音には適しているだろうということでお財布と相談して12㎜の厚さの板を買いました。1枚1100円くらいのを7~8枚買ったので1万円弱の出費だったかな。ちなみに本気で防音するならコスパ的にも加工しやすさ的にも石膏ボードが最強、だとは思ったんですが、処分するときは「産業廃棄物」になって業者に頼まなきゃいけないらしいので止めて普通の木材の合板にしました。

 

ただ、この大きさの板を繋げただけの箱では絶対に強度がヤバいと思ったので、2×4材というディアウォールとかで壁収納を作れるあれで骨組み、というか枠組みを作りました。これは8本買って、4本ずつで「口」の形につなげて、その周りに板を4枚張り付けていく感じですね。ハイここ想像ポイントですよ。

 

この時、「実現可能」っていうテーマと一緒に、「コストを極力下げる」というテーマもあったので、縦に張り付ける板は1820㎜×910㎜の大きさからは加工してません。床と天井に張り付ける板は、お部屋の大きさと相談して1820㎜からホームセンターに頼んで加工してもらいました。

 

もちろん、2×4で作った枠組みは板を張り付けた時にちゃんと収まるよう大きさを計算して、それもその大きさに加工してもらってます。俺がやってもらったところは1カット50円でしたが、一度に何枚も加工できるなら1カットで収めてくれるんで加工する材料分カット料がかかったわけではありません。

 

で、後は口の部分を塞ぐ板を張ればとりあえず板で箱を作るのは完成。ちなみにこの作業を全部2~3000円くらいの電動ドライバーでやりました。すっごい辛かった…よくやったな俺。

 

ちなみにこのままだと、素人作業なので全然隙間空くんすよ。ちゃんと大きさ計算して作ってるけど木材が曲がってたり、付ける時に多少ずれてたりで流石にぴったりなものは出来なかったんですね。なのでシーリング材を使って隙間を埋めてます。そのためにコーキングガン買ったけど、流石に頻繁に使うものじゃないから置き場所に困ってる。ちなみにこれめっちゃ安い。

 

こうして箱が出来たら、その内側に「遮音シート」なるものを貼り付けていきます。ロールで売ってるんですが、これがマジで重い。決して自転車で買いに行くなよ、持って帰れないから。ってそんなのは木材も一緒か。木材買ったら軽トラ借りれるからちょっとワクワクするよ。ちなみに効果があるかどうかは分かんないけど、俺はこの遮音シートを外側にも貼った。1ロール何メートルかは忘れたけど、3000円だったのを2つ買いました。マジで重い。

 

はい。そしたら最後に、部屋の内側に「吸音材」を貼って終了です。ただこれが一番高い。ギザギザのおっきなスポンジみたいなのなんですけど、床以外の部屋の内側前面に貼ろうとすると万はするんで、5000円のをAmazonで買って必要最低限貼ってる感じです。でもこれを貼るとね、『防音室』感がマジで出るんだぁ…お金に余裕があったら形とか色とかこだわりたかった…

 

ちなみにこの吸音材、普通は両面テープで貼り付けるらしいんですけど、吸音材の質が悪いのか何なのかテープ貼りつきが悪かったので、ガンタッカーで無理矢理付けてます。遮音シートをちゃんと脱脂すればもしかしたら大丈夫かもしれないですが、ここらへんで俺の力が尽きたので試してません。

 

 

 

とまぁこんな感じで、後は必要に応じて机を増設してみたり、コンセントを通す穴を開けてみたりしてる感じですね。ざっと計算すると総工費3万円前後なんじゃないかなぁとは思うんですけど、ギターハンガー取り付けたりイス買ったりしてて色んな出費がごっちゃになってて正確な数字は分かりません。

 

3万って聞くとすげぇ安いな!って思うかもしれないですね。本当の防音室買おうとすると50万とかするし、某段ボールの奴でも6万くらいするんじゃなかったかな。でもこの防音室マジで通気性ない。ちょっと前までパソコンも部屋の中に入れてたから、夏場とか扉閉めるとサウナかってくらい暑くなったんだよね。冬場は逆に暖房いらずだけどね!

 

 

 

ということで、以上俺流の『外に漏れる音を少なくする部屋』の作り方でした。話し声くらいだったら結構防げると思うので、配信なんぞをする人にはよろしいのではないでしょうか。俺は何をとち狂ったのか実家にこれを作ったので、「家を出る時これ処分するのめんどくさいなー」ってめっちゃ思ってます。せっかく作ったんだしちゃんと使おう俺。