「くらえ、サンディング・シーラー!」フォトラト・モデファイング⑦

あっ、意外と簡単にできそう! って思ってやってみたことほど、悪戦苦闘する羽目になるような気がします。まさにこのフォトラトの塗装がそう。防音室作った時もそうだったな。

 

絶対ね、途中で思い始めるんですよ。

 

 

 

なんでこんなことやり始めたんだろう、って。

 

 

 

どうもこんばんは、はた生存です。

 

 

今日も生存第一スタジオ(自分の部屋)からこのブログをお送りしたいと思います。

 

 

前回は何度目かの塗装はがしを経て、再び木目むき出しの状態&パテ埋めをしたところで終わりましたね。何度も身ぐるみを剥がされるフォトラト。もはやそういうフェチズムに目覚めそうです。みんな一体どんな、システムで感情コントロールしてんだ。

 

 

前回記事 

alternativeniikitaihyper.hatenadiary.jp

 

 

とりあえず前回の状況をおさらいしましょう。ハイ画像ドーン!

 

 

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何度も塗装を剥がしたことにより、やるならとことんやらねばということで、下地処理からやり直します。まずはこの状態で前にも使った下地用のプライマーを塗布。表裏をそれぞれ2回ぐらいですかね。

 

このプライマーは塗料と違って、垂れなどがあまり出ないし、出たとしても凹凸が出来るほどじゃないのでこの状態で行いました。一応下に引いた新聞紙がくっつかないよう、防音室の端材で浮かせております。

 

しっかりと乾燥させた後、いままではここでもう塗料をスプレーしていたのですが、プライマーだけでは木目やヤスリ傷が消えずにそのまま浮かび上がってしまっていました。なので今回、下地処理にもうひと手順を加えます。それがこちら。

 

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ドドン。サンディングシーラー!

 

 

ドラ〇もん風を表現するの諦めましたね。いくら表現には無限の可能性があるって言っても、媒体によっては無力さを痛感しますね。

 

本当は最初からこのサンディングシーラーを使いたかったのですが、近所のホームセンターには置いて無かったんですよ。一応「プライマーだけでも行ける」という情報を得て作業をしてたわけなんですが、それだと木材を可能な限り綺麗に研磨する必要があると経験で学びました。

 

 

さて。

 

 

今まで使ってたプライマーとこのサンディングシーラー、同じ下地処理用の溶剤ですがいったい何が違うのか気になりますよね。安心してください、説明しますよ!

 

プライマーは「木材に塗料が染み込むのを防ぐ」ものだったのに対し、サンディングシーラーは膜を張るもの、みたいな感じですかね。ベースとなる木材をコーティングして、その膜を研磨することで本体を削ることなく下地を整えられるわけですね。これをどのくらいの厚さで塗るかで、木目の残しを調節も出来るみたいです。

 

これはさすがにスプレーでは塗布できません。スプレーガンとか持ってたら出来るのかもしれないけど、無いので刷毛でぬりぬりしていきます。あ、実は本来サンディングシーラーに容器が被さっていて、そこに溶剤を入れて使うんですけど、使ってるうちに無くしました…

 

サンディングシーラー自体はドロッとしているので、塗りづらい時にはラッカー薄め液を使います。それがこちら。

 

 

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はい。僕は塗装を落とすのに買っていたんで持ってました。白い塗料が上の方についてるのが苦戦した様子を物語ってますね。臭いわ手に付いた塗料なかなか落ちないわでホント疲れた…

 

こいつでサンディングシーラーを割り、塗っていきます。ずっとスプレーで吹き付けていたのに、刷毛で塗るのはなんだか新鮮ですね。出来れば木目や凹凸を消した塗装にしたいので、勝手が分からないですが厚めに塗っていきます。

 

 

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こちらサンディングシーラー乾燥後の写真。

 

 

なんかデロデロですね。

 

 

エイリアンの卵とかこんな感じのデロデロだよね。(?)

 

 

しっかりと木目を消したいと思って3回くらい塗り重ねましたが、ここでちょっとしたトラブル。パテがこのサンディングシーラーによって柔らかくなっちゃって、取れ始めてきたんですよね。成分的に相性良くなかったのか。なのでひどくなる前にこの作業を終わらせました。

 

んー、気持ち的にはもうちょっと塗りたかったって感じ。結局はこの後また研磨するので、層が厚い分には申し分なかったんですけどね。他のパテだったら溶け出さないのかどうなのかは分かりませんが、今回使ったパテとサンディングシーラーの併用は避けたほうが良さそう。

 

あと刷毛塗りだと、どうしても刷毛から毛が抜けて付いちゃいますね。研磨で取れたり、残ってたとしても凹凸が出なければそれでいいんですが、なんか気になっちゃいます。

 

 

さて、それじゃあこいつを研磨で整えていきます。

 

 

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研磨後の写真がこちら。見た目だけだと最初に載せた画僧と変わんなくないっすか…でもちゃんと変わってるんですよ…

 

サンディングシーラーは柔らかいので研磨しやすいです。最初に塗装を剥がした時の、色が消えてから出てきた層みたいなところと同じような削りカスが出てきたので、あーやっぱりこういう下地必要なのかなーとか思いました。

 

あとやっぱりもうちょっと厚く塗ればよかったかな。実はサンディングシーラーを塗った時は夜中だったので、ムラとかがよく分かんなかったんですよね。パテの件でビビって塗るのやめたけど、冷静に考えたらパテ以外の部分は全然盛れるじゃねーか。

 

 

とにかく下地処理はこれにて完了。

 

 

次は幾度となく立ち塞がってきた塗装に、再チャレンジです。何回やってんだホント。

 

 

あとね、僕ね、

 

 

って言ったんだけど、このペース年内に書き終えれるか?

 

 

 

まぁいっか!

 

 

 

という事でお読みいただきありがとうございました!

 

次回更新はすぐします!はた生存でした!またね!