ムスタング・メンテ:第一部、完。
前回記事
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勝手に自分のギターの思い出を語り、勝手に始めたギターメンテ記事ですが、ここで当面の作業を終了したことを告げねばなりません。
まさかのほぼ毎日更新。深夜に書き終わって投稿予約する生活にも終わりが来ると思うと、ちょっと寂しいですね。なんなら新しいネタ考えて書きたいとまで思っております。これが今のところ、僕にとって唯一の存在証明ですからね。たったひとつの冴えないやり方。
さて、余韻に浸るのはこれくらいにしておきましょう。
生まれ変わったムスタングをご覧くださいっ!
いや、引きの画は分かんねぇわ。
これだけ見たら「弦張る前、張った後」くらいの違いしかなくないか。いや作業したところ知ってるから、そこ見たらなんとなく変わってんなーくらいには思うけど。
あと分かるのあれですね、カーテンの柄。ちょっと可愛いカーテンだったんでなるべく写したくなかったんですよね。プレートとか撮るとき映りこんでくんの。角度気にしたわー、めっちゃ気にしたわー。
まぁもちろん、これで終わりじゃありません。たぶん存在してくれているであろうこのブログの読者に向けたムスタングのサービスショット、ご用意しております。あ、まって閉じないでごめん普通の比較画像です。ギターに対して「うちの子可愛い」感出しちゃってホントすいません。
えーまずは店員さんが熱く語ってくれたフレット&指板の比較ですね。はい比較画像ドーン!
なぜ場所と角度を揃えないのか。
やっぱこれも弦張る前、張った後じゃん。
まぁでもよく見てください。あれだけ枯れていた指板は潤い、フレットは輝きを取り戻しております。これがメンテの力…!
フレット磨き回の記事でも話した通り、鳴りが変わるのもそうですが弾きやすさも圧倒的に変わりますね。あとチョーキングした時のスベリがパない。ガリガリとフレットを削っている感触はもうなくなり、見違えるほど滑らかになりました。
これはやるべきですわ…フレットを長持ちさせるためにはこれ必須の作業でしたわ…
もっとメンテ&リペアを施すのだとしたら、もうフレットのすり合わせですね。削れてしまったものに対してはもうそれしかないと思います。打ち直しまでは必要ないと思いたい。どちらにせよ素人作業では、手の出しにくいところですねフフフフフ。
あと、指板オイルとは別に指板クリーナーというものもあるそうです。指板についた垢とかがごっそり取れるらしいですよ。この間それを目的に街まで出かけたら、どこの楽器屋にも置いてなかったので今度ネットで買ってみようと思います。
お、これは同じ角度で取れてんじゃん。やればできるじゃん。
こちらは疑惑のコントロールプレート。ピックガードとの隙間は気になるものの、前のプレートをそのままつけるよりかはマシと判断して今回はこれで行こうと思います。やっぱ新品で綺麗だしね。
交換したジャックもピカピカです。よく見るとしっかり先まで出てきてますね。これでシールドに遊びが無くなって、ノイズが出ることなくなりました。今回の中では一番大きな成果です。
さて、この画像では問題の浮きが分かりづらいので次の画像行きましょう。ドーン!
だから角度ォ!
まぁ…もういいか。
プレートの浮きもご覧の通り。しっかりとボディにくっついて解消されております。本当はよぉーく見るとかすかに浮いてるんですよね。それはボディ側のねじ穴が少しだけ盛り上がっちゃってるのが原因です。まぁ許容範囲だろうという事で今回はそのままにしております。
ということで、今回のメンテ&リペアの成果は以上となります。
自分としてはまず手を付けようと思ってたところ、全てこなせたので満足ですね。ただいじってると「あれもこれもしてみたい」と思っちゃって、もしかしたらまだまだムスタングを手入れすることがあるかも…って感じです。
ここまでやったという事もあって、最近ではジャガーよりもムスタング弾いてますね。てかジャガーはまだフレット磨いてないので、逆に磨くまで弾きたくなくなってきてます。摩耗まじ抑えたい。あーメンテとかしっかりやると機材大事に扱うようになるなーって実感しますね。エフェクターをケースに入れて、そのケースをチャリのカゴに突っ込んでた俺を殴りたい。いやその前にギターぶん投げた俺も殴りに行こうか。
今回のムスタング・メンテシリーズはいかがだったでしょうか。
僕のようにメンテをしてこなかった人も、したことあるけど最近やってないなーって人も、この機会に愛器のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。手間をかけた分、楽器は答えてくれますよ。僕が言うのもなんですけど。
ということで第一部、これにて完了とさせていただきます!
ありがとうございましたっ!