ムスタング・メンテ:コントロールプレートとの格闘②

前回記事

 

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今日も生きたね、どうもはた生存です。

 

いよいよムスタングのメンテ(もはやリペア)も大詰めとなってまいりました。ノイズの原因も分かり、対策も打ち出し、今回はその作業に取り掛かります。

 

おさらいまでに、前回打ち出した「やるべきこと」をまずは振り返りましょう。

 

 

 

・切ってしまった配線を繋ぐためのはんだごてを捜索

・曲がってしまったプレートとジャックを交換するために新品を購入

 

 

 

ということで、まずははんだごて。部屋の隅々までわたくし、探しました。そしてようやく…

 

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親の部屋から出てきました。

 

そうだった。ちょっとばかし使わないものを置かせてもらってたの、すっかり忘れてました。

 

わざわざ押入れの段ボール全部開けるまでしたのに、思い出したら速攻で見つかりましたよ。あのホコリにまみれた時間はなんだったんだ。

 

はんだも用意してあるので、まずは1つ目をクリア。残るはジャックとプレートですね。なんか豆の木って書くところしたわ。ぶっちゃけ、ジャックと豆の木ってストーリーの詳細よく分かってなかったりしません? 俺だけ?

 

まぁそんなことは置いておいて、ハイ画像どーん!

 

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こんなこともあろうかと、すでにネットで注文しておいたのさぁ!

 

さすがはネット社会。巷の楽器屋じゃあ手に入らないものまで購入できると来たもんだ。これで怖いものはないぜ! 金の使い過ぎ以外はなァ!

 

ちなみにプレートはMONTREUXのものですね。Amazonでは買ってないので¥825でした。そのくらいの値段だったらはよ買っとけばよかったのに。

 

 

あとジャックはSWITCHCRAFT製。これがシールド挿した時の固定感が良いという事で買ってみました。¥275円也。正直リペア系の買い物の方が、メンテ系の買い物よりも安上がりな気がするんですけど、気のせいですかね?

 

とにかく新品に変えてさえしまえば、あのひどく浮いたプレートともおさらばできる! 完全復活したムスタングになるぞ! なんだかオラワクワクすっぞ!

 

 

 

そんなサイヤ人はさておき、切れた配線をはんだ付けしていきます。

 

まずはどこにつなげればいいのかを確認します。簡単です。はんだが残ってるところにつければいいのです。まずはポッドを確認しましょう。

 

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はいここですね。ちょうど真ん中の突起の部分に、はんだが付いてます。あと切れた配線もうっすら確認できるので間違いないですね。

 

ちなみにどうしても分からない場合は、配線図がネットにあるかと思われますので、そちらを参考にするとよいかと。

 

この間「ジャガーの配線をイジって良さを引き出す」みたいな記事見つけて、ちょっと惹かれましたね。やってみたい。でもローカットが使えなくなるらしい。でも使わないか?

 

 

 

まぁともかく、まずはこの古いはんだを除去しましょう。こちらを使います。

 

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はんだ吸い取り線ですね。こちらを溶かしたはんだに当てると、帯状の導線にはんだが吸い取られるというものですね。こいつもはんだごてと一緒に発掘しました。

 

まぁここまでくれば分かると思いますが、過去にも何度かジャック周りが断線したことがあるので、ここら辺のものは所持していたんですね。さすがですね俺。

 

さっそく古いはんだを吸い取っていきましょう。

 

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ちょっと画像が薄暗いですが、こんな感じではんだが取れます。あとははんだが付いた部分を切り取ればOK。

 

そしたら新しいはんだで配線を繋げます。あらかじめジャックからも切り離しておいた配線の先を剥きましょう。前々からこの作業が苦手なんだよなぁ…

 

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はいこんな感じ。細い弦が束になってるタイプなので、ねじって広がらないようにします。そして引っかかりやすいようにフック状に曲げておきました。

 

こちらを後ははんだでつなげるだけです。はんだ作業中はどうしても両手を使うので、写真がとれません。顎で押してみようと思いましたが無理でした。許して。

 

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ひとまずポットへの接続は完了。あとは同じようにしてジャックにも配線をつなげるだけですね。ジャックの方は新しいものに変えるので、古いジャックのはんだが付いてる部分と同じところにつけるだけなので画像は割愛。

 

しかしながら、このはんだづけの作業は前々から苦手なんですよね…狙ったところに上手くはんだがのらなかったりする。なんか上手い方法でもあるのかしら。

 

「俺、はんだのプロだよ」って方は是非とも教えてください。そのプロライセンスどこで発行してるのかを。

 

あとは新しいプレートに部品を元通り付けて完成です!

 

 

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・・・あれ?

 

なんかピックガードとプレートに、隙間ない?

 

なんかねじも埋没していってる…どういうことだってばよ、と思い一旦取り外してもとのプレートと比較。

 

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左がもともとついてたプレート、右が今回買ったプレートなんですが、これがビミョーに形が違う。

 

あとボリューム&トーンのノブが出てくる穴、ここの径も違いますね。これは付けてる時に気付いたんですけど、付けられないことは無かったので高くくってました。

 

まさか…そういえば昔友人に「ピックガードを替えたい」って話した時に、「合わない場合があるから気を付けたほうがいいよ」って言われたことがあった気がする。まさかプレートでもその現象が起きるとは…予測できたな。何やってんだ俺。

 

その後、他のムスタングのコントロールプレートを探してみたものの、合いそうなものは見つかりませんでした。japan製のものは規格が多少違うのかもな…

 

これに関しては、

1:Fender japan製のムスタングのジャンク品を買ってプレートだけ流用する

2:もともと付いてたプレートをどうにかして平らにする

3:プレートを止めていた穴を埋め、新しいプレート用に穴を開け直す

のどれかしかなさそうです。1は現実味なさそうだけど、もしあったらそのムスタングを再生させるという新しい楽しみが増えるな。

 

んーちょっとここはすぐには答えだせないですね。今回はこのままでいこうかと思います。

 

 

 

次回、ムスタング・メンテ。

 

第一部最終回です。