ラブコメ道の通過儀礼
お久しぶりです。はちゃせ…
(やべ、9カ月もブログ書いてなかったから自分の名前嚙んじゃったよ…どうしよこれ恥ずかしいぞ…せや!)
はちゃ生存です!!!
よろしくだっちゃ!!!
こうやってミスタイピングを無理矢理ネタにしようとすると、自分自身に負荷のかかるテンションのあげ方をしないと行けなくなりますね。はい、生存は学びを得ました。二度とやりません。
それはともかく、改めましてお久しぶりです。このブログに待ち人なんているのかわかりゃしませんが、9カ月も私はこのブログをほっぽって何をしてたのか、そんな話が積もりに積もってきてるわけですよ。
なのでその話をかるーく話しながら、久々のブログ更新でもしようと思ったら。
それをはるかに超える激情に襲われました。
ちょっと聞いてくださいよ。
僕ね。齢は32も重ねまして、この歳と言えば社会の酸いも甘いも程よく経験して、大人としての自覚を持っているはずじゃないですか。なのにその気配も全くさせず、ただひたすらに独身貴族ならぬ子供部屋おじさんと成れ果てているわけですよ。んなぁ~。
そんな僕の娯楽のひとつに、「ラブコメを読む」というのが実は存在してまして。えぇ、年甲斐もなく大好きなんですラブコメ。ギャグ展開で笑えたかと思えばてぇてぇ成分も摂取させてくれる、最高のジャンルじゃないですか。こういうの見てるから結婚できない可能性は微レ存。
そんなラブコメ。ひいては恋愛マンガ。
それらにね、ほとんど確実に発生してしまう存在がいることをご存じでしょうか。
そう、「負けヒロイン」です。
もちろんね、恋愛に勝敗なんてものはあるはずない、というか勝敗で語ってはいけないんですけど、でもどうしても主人公への恋を成就させられなかった子は「負けヒロイン」という実績をアンロックしてしまうわけです。
しかしながら、「負けヒロイン」だからって不幸になるばかりじゃないんですよ。主人公との恋を諦めたからこそ自分の夢へを踏み出す決意が出来たりとか、まぁ物語上では語られないでしょうけど、きっと別の素敵な人を見つけて幸せになってるかもしれないとも考えられるんです。
だから必ずしも「負けヒロイン」=可哀想ではない。…ないんだけど、読んでいて「あ、このヒロインと主人公の雰囲気好きだな」、「この二人がこのままの感じで幸せになってくれないかな」って思うことが僕にはあるんですよね。
その子、大体「負けヒロイン属性」なんですよ。
だから大体「負けヒロイン」になるんですよ。
辛ぇんすわ。
これがホントに辛い。主人公とその子のあの雰囲気はもう味わえないんだと思うと、マジで辛い。ちなみに主人公と付き合わなかったことによってそのヒロインは誰のものにもならなかったことを喜べみたいな人とはラブコメに対する解釈不一致です僕はヒロインみたいな女性と付き合いたいと思っているわけではなくこのヒロインがこの物語の中で幸せになって欲しいという物語の中に自分を投影しないタチなのでそこら辺のご理解の程宜しくお願いします(早口)
ちょっと辛い感情が先走り過ぎて説明するの忘れたんですけど、いわゆる「負けヒロイン属性」っていうのが多分世の中では定義されてまして。その属性というのも一つじゃないんですよ。一つじゃないんですけど、その中でも僕が代表格だと思っていて、なおかつ僕がいつも応援したくなる2つの属性をご紹介しましょう。
それが「幼なじみ」と「健気」です。
はいそうです。
そういう作品を今さっき読みました。
辛ぇんすわ。
今。
辛ぇんすわ。
なんでいつも主人公は健気な女の子に振り向かないん…その存在の大切さに気付きながら、なんで他の子に向かっていってしまうん…一番の理解者になったら恋とは別物になってしまうのはなんでなん…それまで鈍感を貫き通してるくせに、答えを出す時だけなんでそんなに理路整然としてしまうの…
しかもね、読んだ作品はもう完結していたんですけど、その最終巻のひとつ前で希望を見せてくるもんだからそこからのどん底感がやばい。そしてここまで話してしまったら作品名を言うとネタバレになるので言いません。言いませんし、その女の子のこと俺はもう胸に刻んで生きていくしかなくなりました。最終巻はもう辛すぎて読めません。
そんな感じでまさかのマンガで傷心したんで、月曜ですけどもうお酒飲んで寝ようと思います。
Twitterには投稿削除したけど作品名書いたので、もし知ってる人いたら、もしくはあの作品じゃないかって人いたら、ちょっとこの件についてどう思うか話しましょう。ちなみに近い感情に陥った作品は「ハチミツとクローバー」です。ばいばい。
どうして「はた生存」なんですか?
突然だけど、こんなDMが僕のTwitterに来ていた。
そういえばツイートでも「『俺は生存してるぞ』っていう気持ちで名前変えた」としか言ってないし、この発言以降にフォローしてくれた人からしたら、不思議に思うこともあるかなと思った。まぁ他の人が知りたいかどうかは別として、理由くらい書き残してもいいのかなと思ったので、もし少しでも興味があったら読んでみてください。
実は『はた生存』っていうのは、グループ名だったんですよ。
大学の頃、あまり友達のいなかった僕でしたが、それでも数人くらいは居たわけで。そのおかげで試験の過去問とか手に入ってたし、社会に出るという大人への門をくぐる前の4年間はそいつらと一緒にキャンパスライフやってたんですよね。
まぁとはいっても卒業してからはそいつらとも疎遠になって、僕は僕で就職もせずにバイトしてたんで、しっかりと就活で内定貰って正社員になった彼らに合わす顔もなく連絡も出来なかったんですよ。なんか恥ずかしくってね。会社の話とかされたら、どう対応したらいいかとか分かんないじゃん。
そんな彼らも僕に気を使ってかどうかは知らないけど、とりあえず誰とも連絡取り合ってなかったんですよ。4年間色々やったけど結局大学の友だちなんてそんなもんかなー、とか思いながらも時は過ぎ、気付けばアラサーまで歳を重ねてしまっていました。
そんな僕も就職をして。
仕事も徐々にこなせるようになって。
でもなんか、「これでいいのかな」って。
確かにフリーターだった頃から比べれば、マシな人間に近づけたかもしれない。でも毎日同じ場所に行って、大体変わらない事をやって、それでも疲れてあとは家で寝るだけっていう生活であっという間に1年が過ぎていく。果たしてこれがマシな人間なのかって、まぁSNSあたり漁れば簡単に出て来そうなくらいありふれた理由で悶々としてたんですよ。
そんな時に、卒業から一切連絡を取ってなかった友人の一人が、メールくれて。
メールですよメール。ラインじゃなかったんですよ。まぁ「久しぶりじゃん!」とか初手のやりとり終わった後にラインは交換したんですけど、それから積もる話もあるから飲まないかって話して。じゃあ他の奴らも呼ぼうぜ、ってなって。
僕とメールくれた友達の予定はすぐ合ったんですけど、他の奴らがどうしても都合つかなかったり、ありがちな話、転勤でもういなかったりしてたんですよ。それで結局集まれたのが僕含めて3人。まぁ、5~6人でつるんでた中でも一番このメンバーでいることが多かったなって感じの3人だったんで、それで集まれるってなっただけでも嬉しかったんですよ。
で、当日。再会しまして。
1人はおっさん化が激しくて最初分かんなくて、話しかけられた時にびっくりしてそのあとすげー笑って、もう1人のメールくれた友人はもともと顔立ちが良かったのがそのままですぐ分かって、でもさらに大人の雰囲気を身に付けてすげぇカッコよくなってたんですよね。
まぁそんな中、僕は「全然変わらない」って言われたんですけど。
そしたらイケメンが「美味しいところ予約してる」って言うんすよ。お前どこまでイケメンなんだ、ここまで気が回るなんてさては出世してるな? とか言ってふざけながらっその店行って、まぁ雰囲気のある店ですよ。そこに入ってまずは一杯ね。再会に乾杯したわけなんです。
そしてお互いに近況報告してね。僕は就職したことを高らかに伝えて、おじさん化は結婚したとかで大変だとかで、案の定イケメンはまぁまぁの出世してたりでね。わいわい話してたらやっぱり思い出話に花咲いてくるんですよ。数年会ってなくて忘れてた思い出も、こう、やっぱ本人たちと会って話すとたくさん思い出しちゃうんですよ。教授のモノマネとかしだしたりね。そんで笑って。
あー久しぶりだなー、楽しいなぁって俺は思ってたんですけど、イケメンがね。急になんか黙っちゃったんですよ。
どうしたの急にって聞いたら、どうやらイケメンは仕事こそ順調なものの、こうやって笑ったのは久しぶりだ、なんて言い出すんですよ。聞けば最初こそ仕事を頑張って、それが認められていくことに達成感を得ていたけれど、徐々に「これでいいのか」って思えてきたと。仕事に必死に打ち込んだ数年だったけど、ここにきて迷いが生じてきたと。
思いのほか深刻に話し出すからね、俺もおじさん化も心配になってきちゃって。でもなんか重い空気にしたくないなって思って、茶化すように「YouTuberとかゲーム実況者とかって、楽しそうでいいよなー」とか間の抜けたことを言ってみたんです。
そしたら、おじさん化が、何を思ったのか「やってみね?」とか言い出して。
「いやー今更無理だろー」って言ったんですけど、おじさん化は「いや別にいいんだよ。それをやるって名目で遊ぼうぜ」ってさらに言い出すんですよ。おいお前結婚したんやろと。大変だとか言ってたやろがいって指摘したら、酔っぱらった勢いなのか何なのかすげー「大丈夫大丈夫!」ってごり押ししてきて。
そしたらイケメンも、最初こそ渋ってたものの、後々好きなゲーム配信者の話とかすげーしだしたんです。おいおいコイツもしかしたら満更でもなかったのか、とか思ったけど僕も知ってるゲーム配信者だったんでちょっと盛り上がっちゃって。
で。
やるか、って話になって。
そこで僕のTwitterの名前が「はた」、イケメンの名前の一部を取って「生」、おじさん化はギターのエフェクターのmetal zoneが好きで、SNSとかのIDに絶対それ入れてたんです。その「zone」を「生」とくっつけたら「生ゾーン」で「生存」じゃん、って話になって、じゃあ「はた生存」だねって。
酔っぱらってたから許してくださいよ。一応言ったんすよ、「俺だけなんか生身じゃね?二人はトランスフォーマーで成り立ってるけど俺だけ生身だし、何なら俺が生きてる、ってただ言われてるみたいじゃん」って。でもなんかそれがいいってごり押しされて。お前ら酔いが醒めてから後悔すんなよって言ってこれになりました。
それから後日。僕も僕でなんだかんだノリ気になっちゃってて、善は急げでゲーミングパソコンを買っちゃったんですよね。これがあればゲームもできるし何なら取った動画編集できるぜ!って自慢しようと思って。二人よりも時間があるであろう僕がそれを担ってやるぜ!みたいな。
1カ月くらいその準備で二人と色々とやりとりしてたんですけど、僕はパソコン買ったことずっと黙ってて、次会う時にサプライズっで言おうと思ったんですよね。こういうのって僕、黙ってるのすごい苦手なんですけど頑張ってたんですよ。驚かせたいから。
で、1カ月経ったある日。
イケメンが「転勤する」って言いだして。
「はた生存」出来ない。ホントごめんって言われて、異動先では仕事も大変になるからオンラインでゲームってのも厳しそうらしくて。そんなイケメンに続いておじさん化も「実は嫁にライン見られてやめろって言われてる」ってカミングアウトして来たんですよ。
えっ、いや、俺。パソコン買ったんだけど。
20万円したんだけど。
でもね、僕言えなかったんですよ。前の僕だったら「ふざけんな」って言ってキレてると思うんですけど、そういう自分の感情押し付けて人間関係たくさん失敗してきてたし、こうやってしっかり謝ってくれてるのに対して、そんな返し方をするともう二度と会えなくなるってこと、痛いほど知らされてきたんで。
だからね。「わかった」って言って。「じゃあ『はた生存』って名前だけ貰っておくね」って、せめてもの思いでそれだけ残そうと思ったんですよ。数年ぶりに会って、酔っぱらったノリで始めかけたことで、形にはならなかったけど久しぶりにワクワクしたから、それだけでも楽しかったかなって。思い出としてね。
ということで、「はた生存」というのは、いや「生存」という2文字は2人の友人のことです。コロナ過を期に配信を始めてみて、そこで何となく「3人だったらどんな挨拶したかなー」とふと思い立ち、「はたです・生です・存です。3人で『はた生存』です」っていう何の工夫もない挨拶しか思いつかなかったので、それを「~~。一人で『
はた生存』です。」って言ってみてます。
もしお暇なときあれば、覗きに来てみてください。
まぁ、この話、
全部ウソなんですけどね。
おじさん化って呼称、流石に自分で何書いてんだって思ったわ。