MEGA★ROCKS2019行ってきたレポ②

夏から秋へかけての時期が一番、着るものに困る。

 

 

 

半袖で一日中過ごせた夏と違って、朝晩の冷え込みが出てくるとそれを見越して服装を考えなければいけない。これが冬から春ならばずっと長袖を着て来たもんだから、昼に暑くなれば上着を脱げばいいだけだ。下になにも着てないなんて攻めたファッションをしてない限りはいける。そんなセンスはこの30年、一度も身に付けてないのでおそらく今後も大丈夫。

 

そんなわけでMEGA★ROCKS当日も服装に迷ったんだけど、結局はいつも着てるユニクロスタイル(夏仕様)で行くことにした。もちろん半袖だ。今年の夏どころか去年の夏でさえこのスタイルで貫いたような気がする。同窓会もそれで行くあたり、ワッフル生地への信頼が厚いことがうかがえますね。あと濃い青とか紺。大好きネイビーこれでザッツオールライト、メイビー。

 

 

 

ということで前回の続きです。

 

 

 

ANTENA

アンテナ。僕が今の職場に入った時期にラジオでよく流れていて、その頃の曲がすごく印象に残っていた。ちなみに「『ピザ取るから』って曲がAsobi Seksuみたいで好き」って誰かに言った記憶があるけど、伝わらなかっただろうな。そもそも似てるかどうか怪しいし、Asobi Seksuって言いたかっただけという可能性が微レ存。

ライブハウスでのライブは初めて観たけど、惹き込まれましたね。バンドサウンドな曲からスケール感のある曲まで、でもそれが全部このバンドの内に秘めてる感がめっちゃ良かったですね… そのアンテナはどこまで届けることができるんだろうか。またラジオで新しい曲が流れてくるのを、楽しみに待ってます。

 

星乃めあ

実はMEGA★ROCKS後半戦は、ANTENAとPELICAN FANCLUBを目玉としてたんですけどね。あの、locofrankdarwinに入った時に、出演者一覧みたいなのが階段のところに映し出されてですね。そこで見つけちゃったんですよ、彼女。

初めは「VTuberだ!」と思ったんですけど、バーチャルシンガーらしいですね。ともかくこのバーチャル戦国時代、ここでその片鱗をこの目で味わうべきなのでは?!とスイッチが入ってしまったもんで。観に行きました。最初ダッシュでMACANAに行ってPELICAN FANCLUBと半々で見ようと思ったんですけど、全然会場に入れなかったので逆に好機だと思いましたね。猛ダッシュdarwinに引き返しました。

事前知識は全然なかったんですけど、突然違うイベントに来たみたいでドキドキしましたね。むしろ安心したかもしれない。

演奏が流れて、スクリーンに映し出された彼女がオリジナルの曲を歌っていました。風貌がよく見えなかったんだけど、歌からもMCからも一生懸命さがめっちゃ感じれて、「あぁ、アイドルを応援する人って、こういう気持ちなんだな」って思いました。「バーチャルとリアルを繋ぎたい」っていう心意気がまた、いいじゃないですか… 応援してもいいですか?

 

竹森マサユキ

こちらもラジオでよく流れてたし、残業の時とか番組で楽しませてもらってるし、カラーボトルでは見たことなかったので、という理由が重なったらもう観に行くしかなくなりました。

圧っ倒的ホーム感。竹森さんの人柄がそうさせるのか、観客のノリも良くてあったかい。それが曲にも出てるもんだからそりゃー楽しくないわけない。ガッツリ乗れるんじゃなくて、誰もが楽しくなれるようなノリ。ホールの中心で見ちゃったよ。一番後ろだったけど。時間帯も相まってすごく沁みましたね… こういう距離感の近いライブをしてくれるアーティストって地元にとってとても大切な存在なんだな、って思えるようでした。心地の良いひと時でした。

 

ホリエアツシ

ストレイテナーと言えば青春も青春。僕が友人に連れられ初めて観に行ったライブに出てたバンドのひとつ。そんなバンドのボーカルを一目見ずして今日は終えられないということで締めに観に行きました。

「ライブMCをしない」という時期にしかテナーを観に行ったことがない(今はどうなのかもよく知らない)んですけど、すごいおちゃめな感じで登場してめっちゃビビった。しきりに釣りバカの西田敏行の真似をするし。終始笑顔やん。

ただ、歌上手すぎてびっくりした。え、いやいい声だとはずっと思ってたけどこんなに上手かったっけ? それで酔った勢いでフルでやるはずのなかった新曲とかスピッツとかピロウズとかやるもんだから、感無量ですありがとうございます。めっちゃミスってたけどそんなこと気になりませんもう。

 

おわり。

足がもうバッキバキでした。でもこれもっと楽しめたなぁ…って後悔しましたね。行ったことないライブハウスもあったし、もしかしたら好きなバンドとかに出会えたかもしれないし、最後までいたら絶対エモかっただろうなぁ。エモいって言葉を前に批判してたんだけど、それは俺が白旗を挙げたい。これだけ色んなライブを観て、いろんな感情抱いての最後のライブはエモいでしか表現できないかもな。絶対こみあげてくるわ。のどの奥から。嗚咽のように。

 

 

 

ということでギリギリで決意しましたが、行って良かった思いました。

 

来年も行けたら、次は絶対最後までいよう。

 

エモさを迎えるためにな。